バラ色の雲

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雰囲気のあるリチャード・ジノリの器。

気になり出したのは昨年の春友人の姉上の遺されたこのお皿を頂いてからでした。



ジノリの存在は以前から気になってはいましたが、縁が無かったのか一枚も持ってはいませんでした。

去年の12月から新しい飲食のお店に勤める事になり、食器の選定を任せられた時先ず浮かんだのが
ジノリの美しい白でした。
シャープなのに冷たくない白は東洋の磁器への憧れから生まれたものだと知ると納得しました。

食事を提供する仕事は全く初めてですが、美味しく食べて頂くのに食材はもちろんの事、
お皿も大事だと思います、食材の個性が際立つ程お皿の容量（技量）が問われると思うのです。
たかがお皿一枚に大げさと思われるかもしれませんが選定をまかされた私の技量も問われます。
沢山のメーカーを知り実際に見て、知れば知る程ジノリがピッタリと思えてきました。
それはジノリの故郷がトスカーナだからかも知れません。
私がジノリに感じる懐かしさもトスカーナに由来するのかも知れません。
そしてその懐かしさは私だけのものではない様に思えるのです。

イタリアの片田舎の食堂の気さくさがお皿に盛れたらと思います。

私の食器棚にはジノリが少しずつ増えてます、







下のマグカップは先程届いたもの、ボンジョルノフラワーと呼ばれる図柄で、
トスカーナの丘に咲く花が描かれています。



お店のサンドイッチのお皿にもちいさな花が描かれていますこのお皿の事は又何時か。

人は逝ってしまっても何処かで繋がっているのですね、一枚のお皿が私とジノリを繋いでくれました。

好きなもの…リチャード・ジノリ


  

私好みのパンジー＆ヴィオラが花壇の縁を彩ります。

溝辺の片山さんの農場は私にとっては宝石箱です。
どれも個性的で選ぶのに時間がかかりましたが、今年も50~60株程植えました。

花はあまり咲いてはいませんが毎朝彼女達に挨拶するのが楽しみです。











チューリップやヒヤシンスの芽もあちこちから出初めて庭が少しずつ賑やかになってきています。
陽が射してきて午後はお天気に恵まれそうです。
  

このミモザの色に象徴される黄色の様に思います。

ひよこ色とも呼べそうなフレッシュな黄色。

暖かいお日様の色。

去年の12月６日から週末（金土日）名山町のレトロフトチトセ一階南側.花の木ファームラボに勤めています。
ここは南大隅にある社会福祉法人白鳩会花の木の小さなカフェ＆ショップです。
農場で育てた牛や豚、野菜を使ってサンドイッチメインのお食事をお出ししています。

小さなテーブルが二つ、客席は６席のお店ですが、多くの方に気軽にご利用頂けたらと思ってます。

一昨年からフェースブック中心に移行したため、ブログがお休みがちになってしまいました。
去年の春の庭の写真が少なくて私自身さびしく感じています。

大好きなミモザを届けて頂いた今日からまた、ブログを始めようとおもいます。

チューリップも例年の半分も植えられませんでしたが、こぼれ種で色んな花の芽が出始めています。
またブログで庭を紹介出来る事を嬉しく思います、どうぞこれからもよろしくお願いします。