2011年07月01日

ボタンとルーシー・リー

久しぶりにボタンのことを。

先日ルーシー・リー展を見てから気になっていたのが<ビミニボタン>です。

ビミニボタンとは1940年にチェコ出身のFritz Lamplがロンドンに設立したBimini社で
作られたガラスボタンの呼び名です。

プレスモールドガラスの裏に金属のシャンク(ボタンの足)が付いています。
その金属にMADE IN ENGLANDと鉢植えの植物の刻印があります。

どこでルーシーと繋がるかと言うとルーシーもBimini社に所属していたことがあり
彼女の陶製のボタンと同じく、このボタンもオートクチュールのボタンだと言う事です。
それにルーシーの図録で見たフラワーポットの窯印。

手元に3種類6個のビミニボタンがありますが、その中で一番大きい下のボタンは
ルーシーのデザインではないかと思います(あくまでも私の印象です)

  ボタンとルーシー・リー 直径約40㎜

  ボタンとルーシー・リー シャンク部分

    
    ボタンとルーシー・リー 約30㎜
    

    ボタンとルーシー・リー 直径約25㎜

                  (モチーフには動植物や人物の横顔が多く見られるそうです)

 
 何時か陶製の彼女のボタンに出会いたいです。
ルーシー・リー展で本物が販売されていましたがとても手の出る値段ではありませんでした。(5個10万円)

補足ながら刻印がMADO IN ENGLANDだけのボタンはビミニタイプと呼ばれる様です。


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Posted by バラ色の雲 at 10:27│Comments(0) │釦のこと
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