バラ色の雲

昨日は絨毯を待っていて下さった方の所へ出かけました。

私は絨毯は一生付き合って行く物だから使う場所で見て頂きたいと思っています。

前日に敷く場所を確認をしていたのでサイズはぴったり。
ただ古い物である事が少し心配でしたがとても気に入って頂けてホッとしました。

そして先日写真を載せたブルーのペルシャもお買い上げ頂き一寸さびしいやら嬉しいやらで、
私の絨毯屋初日が終わりました。

今日は少し大きめの絨毯を紹介します。

　　サイズ１１８×２１２

茜色のとても綺麗な絨毯です。



小紋の様な文様は畳のお部屋にも合いそうです。



絨毯大好きのもっちが早速ポーズをとってます（笑）

　　サイズ１２２×２３８



絨毯は見る方向で印象が変わるので写真がとても難しいです。



上は今回届いた中で一番大きな物ですが本間の八畳にちょうど良い大きさです。



茜色のメダリオンの中には怪獣の様な動物とクジャクが織られています。
メダリオンを囲むベースの色は漆黒と深い蒼で明るいピンクと好対照です。

これはしばらく手元に置きたいと思います。

そしてこれも六畳以上の部屋向きの大きな物になります。






大きくて全体を入れるのが難しいですがとてもペルシャらしい柄です。
残念な事に縁の痛みが激しいので少しメンテナンスが必要な様です。
実はメンテナンスの事は良く知らないので教えてくれる所があれば習いに行きたい位です。

既に３０年から５０年は経っているであろうこれらの絨毯を私はこれからも大事に使いながら楽しみたいとおもいます。
もう既に手織りを止めた地域もあると聞きますし、天然染料が手に入りにくくなればこんなに素敵な色は出せなくなる事でしょう。
遊牧民の人達も定住を求められているとか聞くと、もう二度と織られる事の無い貴重な物に思えます。
どこか懐かしさを感じるのは私だけでしょうか。



虫食いでパイルが抜けていますし縁も痛んでしますが、とても気に入ってます。

ガーデンマーケットではどんな風に紹介できるか考え中です（笑）
トラックをレンタルしないといけないかもしれません。