2010年09月03日

黒曜石の代用品として

今日から毎週金曜日はボタンの事をお伝えしたいと思います。


 ヴィクトリア女王は1861年に夫をなくしてからは、黒いドレスにジェット(黒曜石)の
アクセサリーやボタンを身につけ喪に服されたそうです。

ジェットは流木が化石化したもので紀元前より装飾品として珍重されてきたものですが、
非常に高価な為当時それの代用品として、黒いガラスボタンが庶民の間に流行したそうです。

その時代からドイツやチェコを中心に今でも作られています。
中でもフランスのものは当時を思わせる繊細な雰囲気を持っています。

写真は今回イギリスで見つけたもので、ボタンのサイズ見本のようです。

一番大きい物が直径4.5㎝ 小さい物が1㎝

黒曜石の代用品として

ボタンは国境だけでなく時代をも越え多くを伝えます。


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Posted by バラ色の雲 at 20:55│Comments(0) │釦のこと
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